裁判員制度における評議について

裁判員制度 初心者講座

裁判員が参加する裁判

評議

両者の主張が終わって公判が終わったら、休息に入り「評議室」にて、裁判員と裁判官とで評議します。 裁判官と裁判員の話し合いをもつことを評議といいます

評議は裁判長の進行で行われます。また、法律の知識が必要な場合は裁判長を含む裁判官が行います。事実認定については、裁判員も裁判官と対等に話し合い、意見交換を行います。
全員一致の結論がでない場合は多数決で決めることになります。
しかし、多数決で有罪の方が多い場合は少なくても裁判官が1人以上含まれている必要があります。

意見交換
裁判では、様々な証拠が出されます。
検察官と弁護人の言い分が正しいのかは簡単には決めれません。
裁判員と裁判官が意見や感想を述べて、意見交換をしてそれを整理して考えます。
これが評議ですね。

評議は1度だけではなく、必要に応じて何度も行われます。これを「中間評議」といいます。

複雑・重大な事件程、中間評議もたくさん行われ、慎重に話し合います。

この評議で話し合ったことは一切外で話してはいけないと法律で決まっています。
これを「守秘義務」といいます。
裁判員の守秘義務

評議で決める主な事柄
事実認定
裁判にかけられている事件が、どのような事件だったのかを再確認します。
事実認定は、法廷で出てきた証拠または証人で判断しなければなりません。
たしかな証拠がないテレビや雑誌で影響されてはいけないのです。
有罪・無罪の決定
一般の国民として、事件に対してどのように感じたのか、また考え方を率直に意見を述べ、多数決で決める。
有罪の場合の刑罰(量刑)
有罪と決まった場合は、刑の種類・刑の重さ・執行猶予をつけるのか等を多数決で決めます。

迷ったら無罪
迷う場合は無罪になるのが裁判の決まりです。犯人であることが検察官によって間違いなく証明されない限り無罪だということが裁判の決まりだからです。
「10人の犯人を取り逃がしても、1人の無罪の人を罰してはいけない」という考え方で、犯人を逃がしてしまうより、罪のない人を罰する方がよくない、という考え方ですね。

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